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2010-05-17(Mon)

入院中の基本スケジュール

術後は大体決まったスケジュールの繰り返しの日々になるので、
入院中の生活について触れておきます。

06:30 起床
起こされるわけじゃないけど、みんなこのくらいに起き始めます。尻痛いし。

07:00 検温・問診
看護師さんにて。

08:00 朝食
朝はパン食かご飯食。牛乳は必ず付いてました。

09:00 病棟診察
先生の診察。創部を視診し、調子を聞かれる程度です。

AM中 入浴
ジャグジーの湯船に漬かります。これも治癒を促進させる大事な医療行為です。

12:00 昼食
たまにチャーハンや焼きそばなどジャンク的な物も出ます。

13:00 検温
看護師さんにて。

15:00 おやつ
クッキー、ワッフル、煎餅、ゼリー等。ヘルシーな成分のやつですが、正直あまり美味しくはないです(笑)

18:00 夕食
総じて食事の量は多いです。よく食うことは療養の基本でしょうか。

20:30 問診・翌日分の薬配布
看護師さんにて。

21:00 消灯

排便…1日最低1回以上(出なければ要報告)
坐浴…1日5〜6回
飲水…1日1.0〜1.5リットル

■看護師さんの問診項目
・排便回数と便の状態
・飲んだ水の量
・坐浴回数
・頓服の痛み止めを使った回数

■排便について
入院期間中、一番気にされるのが排便の状況です。
創部に直接影響するからでしょうね。
毎日出すのは最低条件として、便の状態も重要です。
良い方から並べて以下の通り。
1.有形の軟便(水の中で崩れない、練り歯磨きくらいの固さ)
2.無形の軟便(形は崩れるが便と水がはっきり分かれてる)
3.水便、下痢便
4.硬い便
3はちょいアウト、4は完全アウト要報告です。
まあ軟便剤をがっちり飲まされるので硬いのは出ないと思います。私は出ませんでした。


空いている時間は自由。但し、無理して体を動かさないこと。
以上のスケジュールを基本として、経過日ごとに色々とプラスアルファの要素がある感じです。
2010-04-25(Sun)

入院2日目 手術後、麻酔の後の地獄

手術も事なきを得て、自室に戻ってきました。

ベッドに寝かされた時、看護師に確認で足を触られます。
が、全然感覚ありません。動かすこともできません。

術後は4時間程度飲水禁止ですが、別に欲求もないし問題ないです。

また明日まで身動きに大きく制限が付きます。これが少し大変。
歩くことはもちろんですが、体を起こすことも、さらには頭を上げることすら禁止になります。
許されている動作は手を動かすことと寝返りをうつことだけ。
こうして安静を保っていないと麻酔の副作用がひどいことになってしまう為です。
トイレはどうするの?というと、
事前に浣腸をしていて、翌日までまともなものは口にしないので大は心配無し。
おしっこの方は…尿器(尿瓶)です。

さて、麻酔の影響か緊張疲れか、寝かされてからすぐにウトウト眠ってしまいました。
まともに起きたのは夕方過ぎ、もうすぐ夕食という頃です。
手術日の夕食はゼリー食。
なんか味のうすーいウイダーインゼリーって感じのシロモノを寝ながらチューチューすすります。
今だったら多分ちっとも美味くないでしょう。
ただ、久しぶりに物を口にしたその時はすごく美味く感じましたよ。

そうして問題も無く夜も更けてきた頃。ここで訪れましたよ、地獄が。
創部に痛みが走り始めたんです。
足の感覚自体は既に戻っていたんですが、痛みはワンテンポ遅れてきました。
最初はおっ?という感じでしたが、あっという間にズキズキ。ズキズキ。ズキズキ。
どんどん痛くなる…
傷口もさることながら、止血の為にお尻の穴に刺されっぱなしのガーゼの付いたチューブ(?)もまた辛さを増長させます。

ちなみに、手術の際に硬膜外ブロック…
背中から脊椎の辺りに細い管を挿入して、痛み止めの入った入れ物をブラブラ繋いでおく、
術後も外から常時少しずつ痛み止めを流し込む為の物、
の処置もしているんですが余裕で痛いです。いや、緩和されているのかもしれませんが。
手引きには痛みが強い場合は看護師を呼ぶよう書いてあるんで、たまらずナースコールします。

「ええ、痛いです。しかもこんなもんじゃなくどんどん痛くなります。脂汗が出るくらい痛くなったらまた教えて下さい。」
慰めにもなっていません…。
痛み止めの注射もあるけど、一時しのぎの上使えるリミットがあるので切迫するまでは我慢した方が良いそうです。

結局この調子じゃ一睡も出来そうにないので消灯直前に痛み止め打ってもらいました。
もちろん痛みが全然なくなるわけじゃないけど、かなりラクになり何とか眠りに付くことが出来ました。

その日の夜は長かったですねえ。
一時間くらい寝付いては目を覚ましの繰り返し。
夜中内服の痛み止めを一錠貰ったのでまた少しはラクにはなりましたが、これ程朝の待ち遠しかったことはありません。


余談、寝ながらの体勢で尿器に排尿ってめちゃくちゃやり辛いです。
お尻に力を入れられないのもまた一因なんですが。
もう限界ってくらい尿意が高まってようやく根性で出せたくらいです。
(看護師には「多分出ないだろうから無理に出そうとしないで下さい」とまで言われました。)
2010-04-25(Sun)

入院2日目 手術なんてこんなもの

手術の開始。
もうここまでくると緊張よりも、なるようになれって心境でした。

まずは麻酔。
痔ろうの場合は腰椎麻酔です。腰に麻酔を打ち下半身のみを麻痺させます。
姿勢ですが、胎児のポーズがイメージしやすいですかね。
手術台で麻酔医とは逆の横向きに寝転がり、膝をぐっとお腹側に折りたたみます。
頭はその膝を見る感じ。
こうして無防備になった腰に麻酔が注射されます。
この時の感触が何とも言えないですねえ。
刺した痛み的には普通の注射程度でチクっとするくらいなんですが、
腰骨の辺りに何か刺さってる、そして何か注入される感覚がとてもイヤでした。
何か自分の体に棒が通されたような感じ、ホントに大丈夫かよ!?ってすごい不安です。

すぐに下半身の辺りがフワっとします。「うっ!」と自然に漏れる声。
引き続き硬膜外ブロックという管も腰に差し込まれます。痛みも感触も腰椎麻酔と同程度。
「はい、段々下半身が右から熱くなってきまーす」
催眠術のようですね、看護師が言うや否やその通りになってきます。
これで麻酔は完了、本格的なオペに入ります。

オペのポーズはうつぶせで腕はバンザイ、足は伸ばして軽く開きます。
鈍くなった体を何とか頑張って動かし指示されたポーズを作りました。
と、その途端です。ワラワラっと周りから看護師が寄ってきてせわしなく動き始めます。
いきなり空気が変わった感じです。この瞬間が一番ビビリましたね。うわっ何!?俺これから凄いことされる?
手際良くパンツを下ろされたり電気メスの火傷防止シールを張られたり脈拍計やら血圧計やら付けられたり、
細かいことはわかりませんがとにかく色々やられているうちに執刀医の登場です。

オペが始まると、電気メスのせいか焦げたような匂いがしてきます。
歯医者でドリルを使っている時の匂いに近いでしょうか。
当然ですが、下半身の感覚は全くありません。
切られようが全く痛みはナシ。
ただ、やっぱ切られているってことは何となくわかるんですよね。
例えば、爪に感覚は無いけど爪を触っていることは周りに伝播してわかるみたいな状態。
自分が今切られているであろうこと考えちゃうと精神的にしんどいので無心に、無心に。

そんなこんなで、大体事前の説明通り20分かもうちょいくらいだったかと思います。
無事オペが終わりました。
終わり際先生が切除した部位を見せてくれようとしましたが、
ちょっとその時は見たくなかったので断ってしまいました。
今考えるとせっかくだから見ておけばよかったなあと思います。
最後にガーゼをあてがわれて、T字帯というふんどしのようなものを履かされて終わりです。

他の人から聞いた通り、最初の麻酔以外は全然痛くなかったです。疲れましたが。
帰りはストレッチャーに乗せられて病室へ帰還します。
この時は、本当に本当にほっとしました。
2010-04-25(Sun)

入院2日目 手術前

入院2日目、この痔ろう生活通して最大の山場と言えましょう、
手術当日です。

まずは昨日の下剤の仕上げとして浣腸。
内視鏡検査の時みたいなお湯ではなく、薬を看護師に注入されます。
効き目を浸透させる為に2〜3分してから排便してくださいとのことですが、
残念ながらあまりそんなこと言ってられません。
即もよおしてきたので1分ちょっとで我慢できずにトイレへダッシュしました。
この時点より手術後数時間経つまでは絶飲食です。

その後は自分のベッドで横になりながら点滴を受けつつ、手術の順番待ち。
しばらく動けない状態となる為、エコノミー症候群防止用の靴下も履いておきます。
この間別にラクにしてて良いんですけど、気分はさながら十三階段を待つ死刑囚です。
同室の方からの茶々入れ半分の大丈夫だよ〜という言葉がありがたかったですねえ。

順番が回ってくるといよいよ執行人…もとい看護師が呼びに着ます。
看護師の付き添いのもと、点滴をスタンドに移して自分で押しながら歩いて行くわけですが、
まずは手術前室という所に通され、そこのベッドでまた寝かされます。
ここで手術室の準備が完全に整うまでしばし待ちです。

準備が出来たら手術室の看護師よりお声が掛かるので、手術台に向かいます。
ドキドキしながら手術室の入り口をくぐり、既にスタンバっている麻酔医の先生とご挨拶。
また術中基本的に目の届く所にいてくれる介助担当の看護師からも挨拶頂きます。

これで準備は完了しました。オペの開始です。


ところで手術室内、理由はわからないですけど常に音楽が流れています。
それは良いんですけど、その音楽のジャンルがオーケストラ調というかオペラ調というか
何かやたら荘厳な感じの曲なんですよ。
聞いているとホントにこれから死刑執行されるんじゃないかみたいな気分になってきます(笑)
もし患者の緊張をほぐす為に流しているとしたら、すごく逆効果なような気もするんですが…
2010-04-19(Mon)

入院1日目 手続きと準備

入院初日、いよいよ待ったなしです。
この日は細々した手続きと、何より明日への備えの日ですね。

まず正午、入所手続きをする所から私の入院ライフはスタートします。
保険証を提示したり寝具貸し出しの申し込みをしたり。
続いて、薬剤師と今現在の投薬状況について確認。
終わったら身長体重血圧を計り、ようやく病室に案内されます。ここで同部屋の方とも軽く挨拶。
簡単に病室内の説明や諸注意を聞いてようやく少し一息、荷物の整理をします。

その後、用意された病衣に着替えてパンフなどに目を通しているとナースセンターから呼ばれて看護師と問診。
初診票の内容についておさらいや現在の健康状態など聞かれつつ検温します。
その場で腕にネームバンドを付けられるわけですが、風呂だろうが寝る時だろうが退院時にハサミで切るまで一切はずせないとか。
何か収容所みたいだな…。まあそれだけ患者取り違い防止に厳格なんですが。
また、ここで入院中の手引きのような冊子を渡されます。これは入院中通して頻繁に使う重要アイテムです。

少し間を置いて各種検査。
尿検査、採血、肛門内圧検査を行います。
内圧検査とは、お尻に機器を軽く突っ込み力を抜いたり込めたりして圧力をチェックする検査です。
悲しいかな、もう何か突っ込まれるのはお手の物です。

そして簡単に医師の診察があります。
視診と触診、また改めて手術についての説明を受けます。

ここまで終わるとしばしフリー。
この間、病院から必ず買うように指定された物を売店にて購入します。
・ヘモスターゼ(ガーゼ巻きコットン)
・坐浴用フロートレイ
・水500mlペットボトル×3(ストロー付きで)
明日以降必ず使う物です。

夕食少し前、病院食の献立表を渡されます。
毎食毎にAとB2種類メニューから好きな方を選べるので、2週間分の希望をマル付けて提出。
また明日の手術順番も決定するので、このタイミングで発表。
自分は午前の8番目、見込みで11時頃だそうです。

18時になってようやく夕食ですが、術前食ということで軽食です。
あまり食べた気がしないほど少ないです。

18時半より術前説明。
手引きに沿って看護師より明日の手術前後の流れが説明されます。
また、手術までにお腹を空にすべく下剤を服用。
思えばウォシュレットとトイレットペーパーがまともに使えたのはこのタイミングだけだったな…

これでようやく今日のやるべきことが終了。
21時消灯まではフリーです。
文字にすると多くなりましたが、一つ一つは細々したことなので暇な時間が多かったですね。

明日はメインイベント、手術です。
プロフィール

みやち

Author:みやち
ぁゃιぃSE(♂)
インドアとアウトドアどちらもそこそこやります
良い歳してもゲーム好き、アニメ好き、漫画好き
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